フェレットって? その8 放牧

いじめるぅ?

 フェレットといっしょに暮らすときに、必ずやらなければならないのが、この放牧。いままでもチラチラと出てきたこの言葉。本日はこの放牧について書いてみましょう。

放牧とは?

 放牧とは、フェレットをケージから出してあげて、部屋の中で目一杯遊ばせてあげることフェレットは遊ぶのが大好き。そして、人と遊ぶのも大好き。
 時間にして1日に1〜2時間くらい。遊びの濃度もありますんで、おおまかな目安です。この放牧によって、フェレットはストレスを貯めずに生きていけるんですね〜。

なぜケージ?

 逆に考えてみると、ニャンコやワンコのように常に部屋で飼ってあげれば、って思うでしょ?。トイレの躾さえ可能な、賢いフェレットなのに、なんでケージで飼うのでしょうか?。
 答えは簡単、部屋をメチャクチャにされちゃうからです。人間と共同生活する上で、いかに人に迷惑をかけないか、という点においてニャンコほど優秀な相棒はいません。その点に関してフェレットは、残念ながらハムスター並みと言わざるを得ません。

ハムスター並みって、どんだけぇ〜!

 えっ?、ハムスター並みってどういう意味?。変な言い方でごめんなさい、と最初に謝っておいて。ほら、ハムスターを部屋で離したら、どこに行くかわからないでしょ?。というか、行っちゃいけない隅っこや狭い場所に好んで行きますよねフェレットもそこが同じってことです。
 フェレットも狭いところが好きなんですよ。あと、どっかに潜り込みたいって願望があるみたい。もともとイタチって巣穴に住んでいるから?、だったりして。とにかく、目を離すと心配。手の届かないところに潜り込んでしまいます。

フェレットは暴れん坊

 もひとつ。例えば水の入ったコップだろうと、ビールの入ったジョッキだろうと、平気で倒してしまいます。行く手を遮る邪魔なものは蹴散らして行くし。ニャンコはそういうこと、滅多にしないんですけどね〜。
 好奇心が強いから、いろんな物をいじり回す。鋭い爪でバリバリに引っ掻いたり、とんでもないものを口に入れたり。部屋の出入り口や押し入れなど、ソコに別の世界が広がっていると知ると、旅に出んがために扉をひたすら引っ掻き続ける。

というわけで

 フェレットのことを考えて部屋を整理すれば、常時放牧が可能です。実際にそうしている人も居るとか。でも、なかなかそうはデキません。だからケージに入ってもらいます、だから毎日必ず放牧して遊んであげるのです
 放牧、それは、